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アニメの感想メインに、ギャンブルも少々。

ちはやふる 上の句

僕の周辺で評判が良かったのと、私が好きな脚本家である中島かずきさんも観たそうなので。今回は少女マンガ原作、末次由紀の実写映画版「ちはやふる上の句」を観たので雑感を書きます。漫画未読、アニメのみ視聴です。

正直言って、近年の日本映画を批判するのは多少ためらわれるものがあります。自分の専門知識のなさや読解力のなさを露見してしまうのはどれも同じですが、ここ最近の日本映画の評判は決して芳しくありません。それに対して大きな評価をつけるのも、かといって頭ごなしに批判していると思われるのも本望ではありません。なので、これから書くものは雑感です。この記事に目を通している人は少ないと思いますが、作品はレビューでは語れません。良し悪しとともに好き嫌いを言いたいと思って始めたブログですから、それらについても触れますが、できればご自身で本編はご覧になって判断してほしいです。

さて、気になるキャストについてからです。広瀬すずさんがちはやを演じているのですが、見た目からしてとても似合っていると思っていました。いま大変人気な女優ですが、広瀬すずについては詳しくありません。なので僕の勝手な印象になりますが、活発で男女とも仲良くできそうなイメージがありました。というか、たぶん彼女がどことなく橋本環奈に似ているからだと思います。橋本環奈にはそういうイメージがあります。なので、本編を見る前からちはやの人格を知っている私からしてもベストな配役かと。

どの作品においても、原作のキャラのビジュアルがある以上。それに寄せていくのが基本だと思いますが、今回はいい意味で少し違う印象を受けました。ちはやがヒロインですから、ちはやが人気もあってかわいらしい広瀬すずなのは納得。周りの男性はかっこよすぎないのですが、それがまたいいです。まぁ太一があんまりかっこよくない。というか、派手さに欠けるかなとは思いましたけど。それと、僕の好きな田村健太郎が出演していたのですが、どうやら彼はダックスープではなくなったようですね。これからに期待しています。

しかし、どのキャストも、キャラクターのパーソナリティをしっかり表現できているし、元々末次さんのキャラの作り方が完璧なので、しっかりどのキャラも立っていていいと思いました。肉まんくんも机くんもいい感じでした。

演技に関しては、うまい!とは思えませんが、とてもいいです。机くんが悔しさや怒りを露わにするシーンが印象的で、グッとくるものがありました。

映像表現に関していうと、最近の流行に乗っている感じはしました。とてつもない既視感です。漫画原作はこういう色の使い方が主流になるのか?ハイキーな画面は清潔感もあって学園ものには最適なのかもしれないけれど、こればかりになるのも飽きる。まぁ個人的に立て続けでこういう画面をみたから知れないですけど。綺麗は綺麗なんですが「この映像の雰囲気は前に見たあの作品に似ているな」と思われてしまうのは、望ましいことではないように思います。

アニメについても、というかどの作品にも言えることになりますけど。映像化するなら映像化しただけの事をしてほしいと思います。原作が完成されているのだから、同じように同じ内容をしてつまらないし、ただ実写化したらこうなりました。じゃ意味がない。今回みた「ちはやふる」がそうだというわけでなくて、どの映像においてもです。

演出や芝居に関しては、かるたのシーンは印象が強いです。スローモーションで再生されるシーンがあるのですが、そこのシーンは「よく顔が崩れないなぁ」と広瀬すずの洗練された容姿に感嘆していました。

総評ですが、いやぁやはり原作者は天才だなぁと。キャラの作り方とか、話の進め方とか。憧れの青春すべての要素が詰まっているような作品です。映画そのものに関しては、まぁそこそこ良かった。くらいにしか思いませんでした。私は「そういえばこんな作品だったなぁ」と思い返して感動し直したという感じでしょうか。それでもそう思えただけマシと言われればマシなのかもしれません。下の句が近日公開ですが、そちらも見てみようと思います。まとめはそちらの感想にて。