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アニメの感想メインに、ギャンブルも少々。

スタンバイミー

レンタルしては見ずに返却を繰り返し、幾度目かにしてようやく本編を再生することに成功しました。

と言いますのも、これは「大人が観るべき」映画だと散々聞かされていまして、まだ時期尚早ではないか…?と迷いながらも、とりあえずレンタルしておく。というのが何度もありまして、その都度「いまじゃない」と鑑賞を避けてきました。

そして、ようやく本編をみるに至った訳というのは、ズバリ「断捨離」でございます。

家のものを整理して、いままでなんとなく「使うかも」ととっておいた衣類や「読むかも」と思っていた本をごっそり捨てたり、カーテンを替えたり、布団一式新しくしたり。

まさに「心機一転」な今日に、これほど相応しい映画はないと思い至った訳です。

 

 本編の感想としましては、すごくよかった…!「大人がみるべき」という先人の助言も頷けます。

子供同士の無作法なコミュニケーションと、握手だけで完結する仲直り。

子供時代、全く同じだとは言わないものの、ニュアンスとしてかなり近しいコミュニケーションの取り方をしていた私にとっては、どうかそのままで。と願わずにはいられない。そんな子供達のロードムービーでした。

 印象深かいシーンとしましては、優秀な兄を持つ主人公のコーディとその親友のクリスの掛け合い。

父親は優秀な兄を偏愛し、コーディはその気配に自己否定に陥ります。ある日不運な事故で命を落としてしまった兄と自分とを比べて、どうして僕じゃなかったのか、と自己否定をするシーンです。

そんなコーディを見かねた親友のクリスが「(君のお父さんは)君を知らないだけなんだ」とコーディを慰めます。「君を知らないだけだ」という言葉が、(僕は知っているよ)という信頼によって支えられているような掛け合いで、素直に感動しました。

 

名作と言われる映画に外れがないと経験則で勘付いてはいたものの、漏れることなく本作も素晴らしい映画にだった(ニューシネマの話はやめろ)